カンボジアのゴミ山に住む
子どもを救いたい。
そんな想いから
TASUKEAI 0 PROJECTでは
「山勢拓弥
日本語学校」への
支援を始動する。
2013年8月から開校した日本語学校。
初校では90名以上の生徒が集まり、勉強していましたが、
村から本気でガイドを育成・村のリーダー育成を目指し、スパルタ教育を行いました。
結果、現在14名の本気の生徒だけが残り、勉強しています。日本へ10日間の社会見学、
日本語検定4級に合格など経験と結果を積み上げて、現在も日々精進しています
PROJECT SCENE
プロジェクトシーン
KUMAEが運営する2013年8月から
開校した日本語学校。
日本語検定4級に合格など
経験と結果を積み上げて、
現在も日々精進しています。
一般社団法人Kumaeは、2013年8月よりカンボジア王国シェムリアップ州バコン郡アンルンピー村にあるゴミ集積所で働く人たちのためにバナナペーパー・モノづくりを軸に置いた雇用事業、語学などの教育事業を展開しています。
彼ら彼女らの生活水準、教育水準の向上を目的とし、一方的ではなく相互信頼の強化に力を入れて活動しています。
OBJECTIVE
目的
こども達に、
生きる選択肢を広げること。
「将来のやりたい職業はなんですか?」ゴミ山で働く子ども達を対象にアンケートをとりました。90%以上の子ども達が「知らない、わからない」という答えで、残りの子達も知っている職業は「先生、医者、農業、ゴミ山で働く」の4つだけでした。また、ゴミ山で働く大人たちに対してアンケートをとったところ、「できればゴミ山で働きたくない」と答えた方は半数以上でした。ゴミ山で働く理由を調査したところ、2つの大きな問題がありました。1つは、村での仕事が極端に少ないこと、2つ目はゴミ山でリサイクルできるものを拾えば、健康被害はあるものの暮らしていけるだけの収入は得られることです。
将来へのアンケートを実施
2013年7月ゴミ山で「将来の夢はなんですか?」アンケートを実施。医者、先生、農業、ゴミ拾いの4つの選択肢しかなかった。
生きる選択肢を広げる
選択肢の幅を広げるきっかけになればと思い、2013年8月に日本語学校を設立。当初、80名以上の生徒が集まったが、村のリーダー・日本語ガイドを本気で育てるために、スパルタ教育を開始。
日本へ招く
2014年7月に先生1名、生徒2名を日本へ招待し、学校を中心に4つの県を訪問し、社会見学を行った。
夢が広がった
2015年に先生が日本語ガイドの免許を取得。生徒の中には日本語検定4級を合格する者もでてきており、結果を積み上げている。
SUPPORT
支援
住む場所と仲間の存在
子どもたちが安心して町で生活できるように、そして親が安心して送り出せるように、2017年にシェアハウスを建設しました。また、継続して日本語を勉強できるように日本人インターン生などと共同生活をし、日本の文化なども学んでもらいます。
PROJECT LEADER
プロジェクトリーダー
一般社団法人 Kumae
CEO
山勢 拓弥
●WORK TOGETHER | PROJECT_MATCHING |
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●LEADER | 山勢 拓弥 http://kumae.net/ |
●MAP | 〒17000 Krong Siem Reap, Street #7, Mongdol 1 village, Svay dongkum commune |
19歳の時、偶然この村を旅行で訪れた山勢は、その光景に強い衝撃を受け「子供たちがごみ山で働かなくて良いシステムを作りたい」と5年前に村人たちの雇用創成と生活水準の向上を目的とした団体を設立。現地に自生するバナナの木の繊維から紙を作る“バナナペーパー”事業と、授業料無料の日本語学校を運営し現地で奮闘を続けている。1993年東京都生まれ。19歳でカンボジアを訪れシェムリアップのごみ山問題を目の当たりにする。帰国後両親の反対を押し切って大学を中退、2013年にバナナペーパー作りに軸を置いた雇用事業と教育事業を柱とした一般社団法人Kumaeを設立。現地のパニャサストラ大学で経営学を専攻しながら、運営に当たっている。取材ディレクターいわく「思慮深さと行動力を兼ね備えた稀に見る才人。とにかく思い立ったらすぐに行動する。取材中に“1カ月で新店舗を作る”と言いだしました。実際、クオリティも高い商品を作り、かつ新店舗オープンも有言実行しました」。趣味はサッカー。シェムリアップ在住の24歳。